商品を分類したいとき、Shopifyには、いくつかの分類方法が用意されています。商品登録時に「販売元」「商品タイプ」「コレクション」「タグ」に入力ができるようになっています。
販売元
販売元は、ブランド名や仕入元の名前を記述するのに適しています。自社ブランドで企画販売している場合は、あまり使う必要は、ないでしょう。
商品タイプ、コレクション
商品タイプとコレクションは、使い方に工夫が必要かもしれません。コレクションと商品タイプには、階層構造という仕組みがないため、他のECストアツールのように、どちらか一方で分類の問題が解決するということにはなりません。
例えば、コレクションを大カテゴリ、商品タイプを小カテゴリという使い方が一番シンプルに見えます。しかし、コレクションは、商品タイプと異なり、商品の並び替えが保存できます。ベストセラーを選んで、商品ランキングを作成したり、新着順を使ってトップページに新着商品を表示させることなどに使えます。
つまりコレクションの子カテゴリとして商品タイプを使うよりは、カテゴリーとして扱いたいグループは全てコレクションに登録してしまったほうが良いです。
階層構造をつくりたい場合は、例えば、レディースのシャツと言った場合は、レディースコレクションとシャツコレクションの2つに、その商品を登録します。上下関係は、デザインのほうで、分かるようにしましょう。
さて、商品タイプですが、商品タイプは1商品に1つしか選べないので、その商品にとっての一番細かい分類を登録しておくのが良いでしょう。
タグ
タグは、お客様に表示されません。また、商品タイプと異なり、複数入力できます。コレクションは、自動で追加という機能があるので、ここに入力した値で任意のコレクションに自動で追加されるというように設定もできます。
カテゴリ名を入れるだけでなく、「トップページに表示」「特集対象商品」「セール対象品」など任意のタグをつけて、商品編集だけで、表示場所をコントロールできるようにしていくという使い方ができます。