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売れてるLPの構成はズバリこれだ!

私の経験と事例を基に、最近売れているLPの構成をまとめてみました。LPにどんな情報を掲載すれば、効果のあるページになるのか。これを参考に作成すると自然とお客様が購入に至るまでのストーリーが組み立てられます。

売れるLPには、ストーリーがあり、達成すべき情報の量があります。購入にいたるまでの不安がひとつでも残ればお客様は、購入ボタンを押してくれません。

ランディングページ(以下LP)は、似たような構成のページが多いと感じていた方も多いと思いますが、ランディングページの構成には、王道のパターンというものが存在します。

王道のLP構成は、ズバリ!以下の8セクションで構成されています。

「キャッチコピー」「お客様の課題」「商品・サービス説明」の部分は、ユーザーの欲求を受け止め、その答えとして商品を紹介する部分です。この部分が重要で、ユーザーの欲求ステージや流入キーワードによってアレンジします。

購入に至るまでに、お客様の不安は一つ残らず解決しないといけません。「特長」から「購入フォーム」までは、購入に際して不安や障害になる要素をあらかじめ予測し、その不安を取り除く内容を用意します。

キャッチコピー

はじめのセクションでは、キャッチコピーとメインビジュアルがきます。課題解決型のサービスであれば、「〜な悩みをあっという間に解決する〜」といった感じになります。ここではとにかく下にスクロールして読み進めてもらう必要があるため、対象顧客とされる人が最も求めている言葉を選んでください。

お客様の課題

1の流れを受け、対象ユーザーの悩みを掘り下げていきます。ここでは、悩みに共感することで、「この商品はあなたが求めていたもの」だということを、理解してもらいます。LPを作成する前に、どんな人に届けたい情報なのかということを考えると思います。それをペルソナを定義するというのですが、そのペルソナについて詳しく文章にしたものが、ここの内容になります。

商品・サービス説明

悩みを明確にした後に、このセクションで、その悩みの解決方法として、あなたの商品を紹介します。ここまでの1と2でのアプローチ方法によって、商品の説明の仕方は変わってきます。商品のどの部分にスポットを当てた説明にするかを、いくつか検討して、そのストーリーをここで完結させます。

特長

このセクション以降は、対象ユーザーが、安心して購入できるように、もれなく情報を伝えていくセクションになります。あなたの商品・サービスの優位性は何なのか、他社の商品でなく、あなたの商品を選ぶべき理由を記載してください。つまり、商品の特長を記述してください。

提供者の情報や受賞歴

お客様は広告は広告として気持ち半分で読んでいることも多いです。その商品・サービスが本当に信頼がおけるものなのか確証が得られなければ購入しません。期待通りではない商品をつかんでしまって、騙されたと感じたときの、悔しさを味わいたくないからです。商品の提供元やその商品自体が、信用に足るものであるかどうかが分かる情報を提供しましょう。表彰歴や資格などあれば、商品自体の価値の確かさにつながります。

FAQ、お客様の声

商品の良さは分かったが、あなたの商品を選んで後悔しないだろうかという心配は残るかもしれません。そういう心配をひとつひとつ解決してあげましょう。よくある質問などで、細かい不安要素ももれなく解決しておきましょう。不安となりそうな要素が全て解決されておらず、ひとつでも疑問が残ったままだと、その答えを見つけるために、競合他社の情報を調べるなど、機会損失につながります。

想いや開発秘話

不安がなくなって買う気になった訪問者は、最後にもういちど買わない理由を探し始めます。ここで最後の一押しが必要になります。このセクションでは、商品・サービスの裏側にあるストーリーに着目させます。開発秘話や社会貢献活動といった、応援したくなる要素があると良いでしょう。サッカーくじTOTOの収益の一部がスポーツ振興に利用されていますが、そういう理由で購入の背中をおされる人も多くいます。

購入フォーム

最後に、お問い合わせや資料請求につなげます。フォームは、リンクで飛ばすよりも同一ページ内に設けてください。また、高額商品はページ1枚の情報では、すぐに購入にはならないため、お試しセットや追加情報の提供など、ステップとしてなるべく申し込み易いオファーを設けるなどしてから、ステップメールなどで、購入に到るように設計します。

これだけの情報を集めるのは、非常に労力がいることと思います。売れる秘訣というのは、その情報があったら売れるようになる知識のことではありません。ここに書いてあることはよく売れているLPをみたら理解できることです。掲載するべき情報を集める過程にこそ、一番の苦労があります。LPの成功はデザインよりも、情報集めの努力と結果に委ねられています。